【初めての犬】レプトスピラ症の予防と治療

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こんにちは、アコです♪

皆さんはレプトスピラ症をご存じですか?
レプトスピラ症、略して「レプト」は、人獣共通の感染症の一つで、治療せずに放置すると犬に致命的な影響を与える可能性があります。

今回は、この「レプト」について詳しく書きたいと思います。


|レプトスピラ症とは?

レプトスピラ症はレプトスピラ菌という細菌による急性熱性疾患です。レプトスピラ菌は、小さく、薄く、柔軟性のある糸状です。
この菌はべん毛に覆われており、非常に侵入性が高いウィルスです。このレプトスピラの種類は多く、250型以上の血清型が知られています。全世界で発生しており、その原因は、レストスピラ症が、人獣共通感染症であるからだとされています。特に熱帯・亜熱帯地域に多くみられます。沖縄で散発的な発生が認められてた事例もあります。正確な期間は決定されていませんが、実験結果では約7日間の潜伏期間があると示されています。

人間の場合、感染すると、発熱、頭痛、嘔吐、黄疸、腹痛、下痢、発疹などの多くの症状を引き起こします。
犬も、食欲不振、嘔吐、腹痛、昏睡状態、過剰なのどの渇きなどが見られます。早期発見の場合、抗生物質で治療可能ですが、すでに肝機能障害を起こしている場合は、非常に危険です。とはいえ、レプトスピラ症は、風邪の症状に似た軽症から、出血や黄疸、肝障害を患う重症まで、多くの症状を引き起こします。重症の場合、早期に治療がなされないと、死亡率20~30%とされています。

子犬は成犬よりも感染する可能性が高く、また、小型犬は大型犬よりも影響を受ける可能性が高いことが分かっています。


|犬のレプトスピラ症の症状
  • 無気力
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 過度の喉の渇き
  • 多尿症
  • 尿が少ない、または尿が出ない
  • 食欲不振、嘔吐、下痢
  • 黄疸
  • 出血傾向(点状出血、下血、血便、鼻血)
  • 呼吸が荒い
  • 結膜炎

|レプトスピラ症の予防

レプトスピラ症の発生は、特に、洪水やハリケーンなどの自然災害の後に報告されており、大量の溜まった水が汚染源となっています。感染した野生生物が頻繁に訪れる停滞した水たまりや池など、尿で汚染された水を介して広がります。

  • 水たまりや、流れの悪い水場を避ける。 
  • 野生動物に近づかない。
  • 予防接種を受ける。
  • 犬の生活環境を清潔に保つ。

なお、レプトスピラ症を予防する場合、どの血清型に対して効果を期待するワクチンなのかを把握しておく必要があります。先に述べたようにレプトスピラ菌には多数の血清型が存在しますので、予防したい血清型と、ワクチンの血清型が一致していなければワクチン効果は期待できません。

このように、ウィルスは多種多様で、どこにでも存在する可能性がありますので、これといった特効予防がありません。特に屋外では愛犬の行動に気を付け、不潔なものは触らせないようにすることが何よりの予防になります。


|レプトスピラ症の治療

レプトスピラに対する治療では、ドキシサイクリン・アンピシリン・アモキシシリン・フルオロキノロンなどの抗生剤を用います。また、数カ月は肝臓の回復期に当てるので、肝臓に異常がないかを定期健診で確認します。
腎不全や肝不全などの重症治療では、主に、輸液治療がおこなわれます。急性腎不全で、尿を作る機能が著しき低下している場合はは、利尿剤などを使用するなd、集中的な管理が必要です。

なお、レプトスピラに感染した犬に、同居犬が居た場合、同居犬にもドキシサイクリンを2週間処方することがあります。

このように、かなりの時間を要しますので、かかってしまった場合は、愛犬の体調を気遣いながら、根気強く治療に付き合ってあげましょう。

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